【中級編】滑舌をよくする方法【舌力を鍛える】

滑舌を良くしたい人
「滑舌を良くしたい。早口言葉やトレーニングは試しているが、効果が出ているかわからない。また、トレーニングに何の意味があるか知りたい。ある程度練習はしているのでいまよりさらにアナウンサーや声優のような快活なしゃべり方に近づくにはどうしたらいいか、教えてください」

という方の疑問にお答えします。

本記事の内容

舌力とは
舌のトレーニング中級編

舌力を鍛えると、

滑舌がよくなります
顔の輪郭がスマートになります
声や顔が若返る
姿勢がよくなる
風邪を引きにくくなる

というメリットがあるんです。
なぜ?と思われる方もいるでしょう。理由はこの記事で解説します。

まず、初級と中級に分けている理由は、今から解説する内容は「知らないなら知らないで良い知識」だからです。
もちろん、プロになりたいなら知っておかないといけない事ですが、日常会話でここまで意識して話す必要はないでしょう。

初級編は相手に不快感を与えない程度の滑舌の知識。中級編ではそれからさらにすこし進んだ舌の知識について解説していきたいと思います。

初級編はこちら「滑舌を鍛えろ!最も効果的な10の早口言葉」


舌力とは

あまり聞きなれない言葉です。とある書籍の中で出てくる作者の造語です。
名前がしっくり来たのでそのまま僕もつかわせてもらいたいと思います。

人間の舌は7つの筋肉で構成されています。
その筋肉のうち、言葉の発声で使われる力の事を舌力と表します。

滑舌も舌力の一つだし、声色や顔立ち、姿勢、健康などにも舌力が関わっているとされています。

舌の正しい場所

舌の正しい場所ってご存知ですか?

下あごにぴったりつける
上あごにべったりつける
上あごにも下あごにもつけずに浮かせておく

正解は「上あごにべったりつける」です。舌先は前歯の裏にあたって舌全体を上あごにあてます。
やってみるとなかなか辛いのがわかります。意識しないとすぐに下あごに舌が落ちてしまうでしょう。

多くの人が下にぐっと下げた状態ベストだと認識しているでしょうがそれは間違いです。
たしかに、オペラなどで大きな響く音を出すときはベロをぐっと下げて声を出します。
しかしそれは声を出すときの話しです。

今回解説する舌の正しい場所とは、通常時どこにおくのが正しいかということ。

あまり意識無いかもしれませんが、舌は筋肉です。鍛えればすばやく正確に動きますし、鍛えなければなまります。
舌を下あごにつけて生活するという事は、舌の筋肉を使わずに顎に頼っているという事です。

これでは舌は衰えていきますし、もう一つ重大な問題が起こります。
下あごが舌に押されて前に出て行くのです。

舌は4~500グラムの重さがあるといわれています。0.5キロです。その重さ分の負荷が下あごに常にかかり続けるとどうなるでしょうか。
骨格がゆがみ顎関節症などを起こす原因になります。また口内の響きが不安定になり正しい発声が難しくなっていきます。
輪郭も同じようにゆがみますし、舌を支えるためにほほの肉が発達しホウレイ線が目立っていきます。

さらに下あごに重心が傾きますから頭が下がり、猫背の原因にもなります。
口が常に開き気味になり口呼吸が増えます。人体は鼻と喉で対外のウィルスを除去する仕組みになっていますから、口呼吸が習慣化すると風邪を引きやすくなります。

と、舌を下げるだけでめぐりめぐって色々なデメリットが考えられます。
しかし裏を返すと、こういうことですよね。

舌力を鍛えると、

滑舌がよくなります
顔の輪郭がスマートになります
声や顔が若返る
姿勢がよくなる
風邪を引きにくくなる

というメリットがあるんです。
これらが道具も使わずただ意識を変えるだけで出来る。
「とりあえず試してみよう」と思っていただければ幸いです。

ではこれからは舌力の鍛え方を解説していきます。


舌のトレーニング中級編

特別な道具はいりません。
舌にダンベル括り付けて上下に動かす。でも鍛えられはすると思いますが、もっと効率的な方法があります。

それは、上記した舌の位置を常に意識するということです。
舌の正しい状態、舌先は前歯の裏にあたって舌全体を上あごにあてた状態。

これを意識しておくだけで大分違います。
意識がなくなるといつのまにかベロが下がっています。

上げます。下がります。また上げます。

これを繰り返していくうちにだんだん無意識のうちに舌を上あごにつけるようになるでしょう。
また、舌を根元から動かす。というのもストレッチとして効果的です。

よくある「左右に10往復」「前後に10往復」などです。コツは舌根といわれる舌の根っこのところから動かすのを意識する事。
人前ではなかなか出来ないでしょうからトイレに言ったときやお風呂の中など、タイミングがあればやりましょう。

なんだそんな事か!と思うかもしれませんが
肺活量や舌に関しては常に使う器官なので日常生活を気をつけるだけで改善できます。
あとは意識の問題です。


まとめ

舌力を鍛えると、

滑舌がよくなります
顔の輪郭がスマートになります
声や顔が若返る
姿勢がよくなる
風邪を引きにくくなる

というメリットがあります。

舌の正しい状態、舌先は前歯の裏にあたって舌全体を上あごにあてた状態。
これを意識しておくだけで大分違います。
意識がなくなるといつのまにかベロが下がっています。

上げます。下がります。また上げます。

すこし意識して見てください。
知識として知った状態なら意識が全然違うと思います。