演劇に向いている人。向いていない人。

演劇ファンのトッキーです。
散文的に書いていましたが興味のある方は多いようですので少し加筆しました。

「観るより演る方が面白い」とよく人に言っています。
大抵は「そんなもんですか」とか「なるほどぉ」と流されてしまうんですが、たまに
「何でですか」と直接的に聞いてくれる人が居ます。

そういう人と会うと僕はすごく嬉しいんです。

なぜなら、「何でですか」と聞いてくれる人は8割方演劇を始めるから。
時間や場所の問題はありつつもそれぞれの方法で演劇に関わっていくのです。

他人の言葉に素直に「なんで?」を言える人は演劇にとても向いている。

大抵の人は知らない事をわざわざ「どういうことですか?」「なんでですか?」とは聞きません。
バカだと思われたくないから

ほとんどの人はピカソの絵の良さなんてわからないじゃないですか。
でもみんな「ピカソはすごい」っていうんですよ。専門家でもない人が。

「ピカソわかりません」なんて言ったら、知識のある人からバカにされるかもしれない。
だから「ピカソより小田栄一郎のが好きです」なんていえないんですよ。
みんな「ピカソは良く分からないがなんとなく心に訴えてくるものがあります」という。

本当に良いと思うならそれでいいんですけど・・・。

自分より詳しい人、権威のある人の意見に全て従う人。
自分で考えるのをやめてるんですよ。

そういう人はね、芝居しないほうが良いですよ。
伸びないから。

表面的なことでしか物事を理解しない人の芝居なんて、やってる方も観てる方も退屈です。
そんなのやらないほうが良いでしょ。

「なんでですか?」と聞いてきた人はみんな、素直です。
聞かずとも、心の中で「なんでだろう・・・」と逡巡する人は素直なんです。

演劇で一番大切な事は理解するちからだと僕は思います。
相手を理解する。台本を理解する。演出の意図を理解する。

素直に「なんで?」と聞ける人にはその力がある。

素直が一番。偏屈な人はね、役者なんか目指さないで

作家か演出家になってください。

目指せ、全国民演劇人