意見交換をちゃんとしよう

途中であきらめたときの「もういいよ」が世界で一番キライです。
そこで終わってしまうから。

終わってしまったらそこから先の道が全部消えるんです。
枝葉のように伸びていく無数の選択肢が全部。もったいないですよ。

だから僕は諦めない。
時間がかかってもその人の言葉を引き出す。

それを受け入れてくれるところもあれば、痺れを切らして外野からアドバイスが飛んでくるところもある。
うちの劇団はどちらかというと前者。

芝居に正解なんかないのに
「もっとこうしたらいいやん」なんていうやつはどうせね。
芝居かぶれか、もしくはめっちゃ芝居分かってるやつかどっちかですよ。

僕は諦めない。その人の答えがたとえ的を得ていなくても
少なくとも不正解ではないはずだから。

一番困るのは、相手が諦めたとき。
言葉が出てこない事で恐縮してしまって「もういいです・・・」となってしまった時。

こちらからはどうしようもない。
子守のように「いいんだよ、がんばって。お兄ちゃんがついてるからね」
と言ってあげたいけど相手が僕より年上だったりする。

意見を交換したりするのはとても良いことで、
どんな小さな意見でもそれが、舞台を作る大事なピースになる事だってある。

大いにある。

だから諦めないでほしい。
そして一番大事なことは自分がちっぽけだなんて過小評価しないこと。

あなたが舞台を作るんだよ。
台詞が一言の小さい役も、主役も演出もおんなじ。

舞台がパズルであなたがピースだとして。
どんな役割だって、あなたが欠けたら舞台は完成しませんよ。

諦めずに意見を投げてください。きっと拾います。
きっとその先にすばらしい何かがあるはずですよ。

理想をいつか、形にしていければと思います。