【最強の一夜漬け】台詞を一日で覚える必殺のテクニック【台本暗記法】

うそ臭い演技を改善したい人台詞を一日で覚えたい人
「台詞を一日で覚える方法を知りたい!時間がありません!とにかく早くやり方を教えてください!そもそも一日で台詞を覚えるなんて可能なんでしょうか?教えてください!」

という疑問にお答えします。

本記事の内容

最強の一夜漬け台本暗記法

これを読まれている方は今、一体どういう状況なんでしょうか。

主役が突然倒れ急遽代役を言い渡された。
稽古中最後まで台本が覚えられなかった。
本番前日に記憶喪失になった。

などなど。様々な理由があるでしょうが、
結論から言います。

非常に厳しいですが「可能」です。
それも、どのくらい妥協するかによります。


1.台詞を極力減らしてもらう。

出演者全員で協力して、台詞を割り振ります。
あなたの台詞が100個あるとしたら、そのうちの半分を他の出演者の台詞に回してもらいましょう。
残りの半分を死ぬ気で覚えます。


2.重要な台詞だけ覚える

演劇の中で必要のない台詞というのは本来無いはずですが、重要な台詞というのはあります。
それを確実に覚えて、あとの部分は半アドリブでやり過ごします。


3.イヤホンで台詞をもらう

コードレスのイヤホンをつけて、舞台袖からスタッフに台詞を言ってもらいます。
それを聞いて演じるのです。演技とは程遠いですが時間がないのであればもう仕方がありません。


4.自分の中に眠っている力を呼び覚ます

俳優の浅野和之さんは三谷幸喜作・演出の舞台『You Are The Top 今宵の君』で鹿賀丈史さんの代役を引き受けました。
代役のオファーが来てからすぐにセリフ・踊り・歌を覚えて4日後に無事、舞台に立ったそうです。

宮沢りえさんは天海祐希さんの代役を勤めました。
稽古期間はたったの2日でしたが無事やり遂げました。

市毛良枝は急遽の代役を受け、わずか16 時間の稽古で主役の穴を埋めて舞台を成立させました。

いま例に出した方はみなさんプロ中のプロ。大ベテランの方ばかりですが、同じ人間として、不可能ではないという事です。

どのくらい妥協するか、そして自分がどこまでできるか。それが問題です。
一番ダメなのは時間がないと焦り、誰が悪いかという犯人探しをしてしまうこと。


今できる最善を現実的に考えましょう。

考え方によっては、チャンスです。なんにせよ舞台に立てるんですから。
身を裂かれるような緊張感を味わう事で自身の成長につながるかもしれません。

では、これらをふまえて、台詞の覚え方を解説します。

最強の一夜漬け台本暗記法

最初に書いたとおり、どのくらい妥協するかによりますが、
今回はなるべく頭に台詞を詰め込む方法をご紹介します。

1.広くて声の出せる場所に行く

台詞を覚えるなら広くて、声の出せる場所が良いでしょう。
そしてあたりに集中力を乱すものがない場所です。

遊園地や動物園では、広くて声が出せますが、周りに目移りしてしまいます。
近所の公園やジョギングなどが出来る歩道、グランドが良いでしょう。

声を出すのは台本が読むため。
そして、広い場所が好ましい理由は、このあとご説明しますのでお楽しみに。

2.台本にはマーキング

自分の台詞にはマーキングをしましょう。
そうするとより視覚的に台詞を覚える事ができます。

「何ページの何行目が自分の台詞だったな・・・」
という具合です。

読み返したときに台詞を探す手間も省けます。
マーカーで色を塗る。台詞の頭に印をつけるなど、
何でも良いので一目でわかるようにしましょう。

3.六つ全ての感覚を使って台詞を覚える

人間の脳は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚・第六感で情報を覚えます。
台詞を読むだけでは視覚のみに頼る事になりますがこれはもったいない事です。

声に出して読む、自分の声を耳で聞く。コレで聴覚を絡めて覚える事ができますね。
そしてさらに、役がどこにいるかを想像しましょう。

外を歩いているシーンなら、土の匂いや、車の排気ガスのにおい。など
それらを台詞と結びつけて嗅覚で記憶します。

さらに天気が晴れているシーンなら空気の乾燥を、雨なら服のぬれた感触を触覚で覚えましょう。
ものを食べているシーンなら味覚も役に立つでしょう。

また、「この後のシーンで自分が大怪我をする」なら第六感「嫌な予感がする」という覚え方もありでしょう。

この6つ全ての感覚を使って台詞を覚えましょう。
そうすれば、視覚だけに頼っていた覚え方の6倍の効果が得られます。

4.動きながら覚える

人間は感覚のほかにも、単純な作業をしながら暗記すると情報が脳に残りやすいという特性があります。
広い場所を指定したのはこのためです。

歩きながら、走りながらなど
とにかく身体を動かしながら台詞を覚えましょう。

5.興味を持つ

人は興味の有る無しで記憶できる容量が大きく変わります。

学校の授業は全然覚えられないのに、ゲームの攻略法はずっと覚えている。というような
そんな感覚です。

興味とは、ただ単に自分の好き嫌いだけでなく、自分にとって重要かどうかを脳が判断した結果です。

ですから、台詞を覚える事が自分にとってどれだけ大事であるかを認識しましょう。
「コレを覚えれば俺は一流の役者になれる」もしくは
「覚えられなければ俺のせいで舞台が滅茶苦茶になってしまう」など

心を壊さない程度に自分を追い込みましょう。

6.覚えたらすぐに寝る

人間の脳には短期的な記憶をつかさどる部位長期的な記憶をつかさどる部位があります。
今さっき覚えた事は、まず短期的な記憶として脳に残ります。

このままにしておくと時間が経つうちに脳から記憶が抜け落ちてしまいます。
この短期的な記憶を長期的な記憶に変えているのが睡眠です。

人は寝ている間に記憶を脳に焼き付けるんです。
子どもが大人よりも記憶力が良いのは、脳が若いというのもありますが、よく睡眠をとるというのも大きな要因です。

ですから、台詞を覚えたらなるべくすぐに寝ましょう。


まとめ

1.広くて声の出せる場所に行く
2.台本にはマーキング
3.6つ全ての感覚を使って台詞を覚える
4.動きながら覚える
5.興味を持つ
6.覚えたらすぐに寝る

いかがだったでしょうか。
まだ間に合うならいますぐ台詞暗記に取り掛かりましょう!

そして、次からはこんな事にならないように、対策を考えましょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

お芝居がんばってください!